『伊支馬=伊都+一支+対馬』

たけ(tk)GGB03124@nifty.ne.jp

 『魏志倭人伝』というのは邪馬台国の卑弥呼さんの話が出てくる 中国の歴史書です。

 その中に「邪馬壹国・・官有 伊支馬 次曰 彌馬升・・」という文章があります (漢字の羅列・・うへっ)。この文から、邪馬台国に「伊支馬」という名前の官職や 「彌馬升」という官職があったと、一般的には理解されています。

 しかし、たけ(tk)は最近、この文章にある「伊・支・馬・彌・馬・奴」 という漢字は、その直前に書かれている国名(の中の1文字)と 一致しているということを発見しました。 従って、これは国名の略称として読むべきではないか、という趣旨の文です。

 その線で読み返すと、邪馬台国は各国からの代表者で運営されていた、 ってことになるでしょう。

  熊谷秀武 99-10-16(土)

99-10-27(水)

 「{革是}」の文字の文字鏡フォントというのがありました。 文字鏡版



 『伊支馬=伊都+一支+対馬』

 魏志倭人伝の冒頭の国と官を抽出すると次のようになります。

  対馬国 其大官曰 卑狗  副曰 卑奴母離
  一支国  官亦曰 卑狗  副曰 卑奴母離
  末廬国
  伊都国   官曰 爾支  副曰 泄謨觚、柄渠觚
  奴国    官曰 ジ馬觚 副曰 卑奴母離
  不彌国   官曰 多模  副曰 卑奴母離
  投馬国   官曰 彌彌  副曰 彌彌那利

  邪馬壹国  官有 伊支馬 次曰 彌馬升 次曰 彌馬獲支 次曰 奴佳{革是}

 ここで、官の記載のない末廬国を除外して、並びかえると次のようになり
ます。「この段に注目」の段と、上の「邪馬壹国 官有 伊支馬」の行を見
比べてみてください。

_  ↓この段に注目
_  伊都国   官曰 爾支  副曰 泄謨觚、柄渠觚
  一支国   官亦曰 卑狗  副曰 卑奴母離
  対馬国  其大官曰 卑狗  副曰 卑奴母離
_  ↓
  不彌国    官曰 多模  副曰 卑奴母離
  投馬国    官曰 彌彌  副曰 彌彌那利
_  ↓
_  奴国    官曰 ジ馬觚 副曰 卑奴母離

 * 行頭の「_」はブラウザで表示したときの位置ずれ防止用です。

 説明は不要ですよね。でも、念のため。

 国名から1文字づつを抽出したものは「伊支馬」「彌馬」「奴」です。
これを「邪馬壹国・・官有」以下の文章と重ねると次のようになります。

 国名抽出 __ 伊支馬 __ 彌馬_ __ 彌馬__ __ 奴
 邪馬壹国 官有 伊支馬 次曰 彌馬升 次曰 彌馬獲支 次曰 奴佳{革是}

 これを考慮すると《「邪馬壹国・・官有」以下の「伊」「支」「馬」「彌」
「馬」「奴」は国名を表わしている》と読むべきではないでしょうか?。

 −−

 しかし、このままでは「邪馬壹国・・官有」以下の意味が分かりませんね。
強引に読むなら、原文を改変する必要がありそうです。

 A案:「伊支馬」と「彌馬升」の間の「次曰」を《編集の際の加筆とみて》
削除すれば、次のように読めそうです。

 原文改変:邪馬壹国・・官有伊支馬彌馬升、次曰彌馬獲支、次曰奴佳{革是}

 読み下し:邪馬壹国の官には伊・支・馬・彌・馬の升、次に曰く彌・馬の
獲支、次に曰く奴の佳{革是}が有る。

 現代語訳:邪馬壹国の官としては伊都国の升、一支国の升、対馬国の升、
不彌国の升、投馬国の升があり、次に不彌国の獲支、投馬国の獲支、次に奴
国の佳{革是}が有る。

 −−

 B案:「升」を「のぼる」と読むという手もありそうです。こんな感じ。

 原文改変:邪馬壹国・・官有伊支馬彌馬升、曰彌馬獲支、次曰奴佳{革是}

 読み下し:邪馬壹国の官に伊・支・馬・彌・馬の升(のぼ)りたるもの有
り。曰く彌・馬の獲支。次に曰く奴の佳{革是}。

 現代語訳:邪馬壹国の官には伊都国、一支国、対馬国、不彌国、投馬国か
ら升(のぼ)った者で構成されるものが有る。これを彌・馬の獲支という。
次に(奴国からのぼった者で構成される官を)奴の佳{革是}という。

  熊 谷 秀 武 http:://member.nifty.ne.jp/take_tk


 異論・反論をお待ちしております。 たけ(tk)GGB03124@nifty.ne.jp

powered by VZ editor (DOS) .. (^_^;) .. and .. Link to KOJIRO .. and .. Link to netscape ?? (^_^;)