縄文語を復元したい@たけ(tk)

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2000-06-16(金): 『上下2段動詞の語根』
2000-06-16(金): 『訓読みなのに中国語?』 【そだつ(育つ)】
2000-06-04(日): 『訓読みなのに中国語?』 【こぼす】
2000-05-28(日): 『訓読みなのに中国語?』 【「くび」は「頸」?】
2000-05-23(火): 『訓読みなのに中国語?』 【「動く」は中国語?】
2000-05-20(土): 『仮名に濁音がない理由』本文追加、(^^;
2000-05-20(土): 『慣用音の不思議』
2000-05-06(土): 『蘇因高は蘇馬子の音訳?』
2000-05-06(土): 『たけ(tk)流ハングル変換表』
2000-04-29(土): 『「が」は「んか」だった』
2000-04-29(土): 『魏志倭人伝の音訳漢字から当時の50音図を推定する』『卑弥呼=ひみほ』から分離・拡充しました。
2000-04-27(木):このページを公開。

縄文語を復元したい。 アプローチとしては、借用語を取り払っていく、といういささか消去法的 な方法を考えています。 【中国語からの影響】 でも、弥生時代に中国語からの借用語があった、なんていう研究は、それ 自体として、結構面白いですよ。 たとえば、「絹(きぬ)」というのは訓読み(大和言葉で「きぬ」)とさ れていますが、古語辞典などでは『キヌは「絹」の字音 ken の転じたもの であろう』とあります。ほかに「馬(うま←マ)」や「梅(うめ←メイ)」 なんてのも有名です。お金もたぶん「金(かね←キン)」でしょう。 そんな例を集めています。 【韓語からの影響】 他に、韓語の影響にも興味があります。 * 韓国語・朝鮮語では問題があるので、古代の半島語を韓語としておき ます。 たとえば、ひらがな、カタカナには濁音の文字がありませんよね。ところ が、それ以前の文献(倭人語を漢字に音訳した日本書紀、魏志倭人伝など) では濁音と清音の区別がなされています。言語的に見ても、濁音(「上げる (あげる)」)と清音(「開ける(あける)」)とは区別されていなければ、 「その箱あけてよ」が「上げる」「開ける」なのか分からなず、話が通じな いでしょう。 ところが、仮名には濁音文字がなく、しかも、初期の記述法では、濁点を つけて区別するという手法も取り入れられていませんでした。読み手として は、文脈で想像するほかなかったわけです。 現代の韓国語には日本語の濁音・清音に対応する区別がありません。同じ 音が、語頭にあるか、語中にあるかによって濁音になったり、清音になった りするだけです。(正確には濁音ではありません。また、日本語のスピーカ にとっては清・濁が異なって聞こえますが、韓国語のネーティブスピーカの 人にとっては、区別がつかないようです)。 もし、濁音と清音とを区別する発想で文字を作ったなら、カナにも濁音の 文字と清音の文字とが作られたはずです。(英語では「g」と「k」とでは 別の文字になっています)。 なぜ、カナに濁音の文字が作られなかったのでしょうか?。 −− もう一つ、韓語の影響で考えているのは、古代の文献に見られる8母音の 区別です。 古代の文献の筆記者は大体において、半島系もしくは大陸系の人であった と考えられていますので、日本語の5母音の発音に、筆記上もしくは発音上 に8母音の区別を彼らが持ち込んでしまったのではないか、と考えています。 発音上の区別が持ち込まれたのであれば、半島に在住の倭人のコミュニテ ィーの二世、三世たちが、もしくは、彼らから倭人語を学んだ韓語のスピー カたちが、その区別を始めたのではないか。と考えています。  −−   『たけ(tk)流ハングル変換表』   【縄文語の本体】 縄文語の本体としては、アイヌ語、韓語、沖縄語、に共通するような言葉 が候補に挙がると考えています。 たとえば、崖・急な坂を意味する言葉は、アイヌ語でピラといいますが、 ピラ〜ヒラ〜フィラ=崖/急坂は東北、鹿児島、宮古島で見られるそうです。 韓国語でも崖のことを「ピョラン」と言うようです。また、古語の「よもつ ヒラ坂」の「ヒラ」も多分それです。(『日本語とアイヌ語』片山龍峯、す ずさわ書店、p.65 参照。ただし、韓国語は、たけ(tk)の追加)。 『魏志倭人伝の音訳漢字から当時の50音図を推定する』 というような試みもしています。 『「が」は「んか」だった』はもう少し分かりやすくする予定。
 必読文献:  『日本の古代1、倭人の登場』(中公文庫)。魏志倭人伝で使われている 日本語の中国語への音訳漢字の分析があります。  『日本の古代14、ことばと文字』(中公文庫)。日本書紀の音訳漢字の 分析。  『岩波古語辞典』大野晋他。八母音の甲乙の区別が書いてあります。  『学研・漢和大字典』藤堂明保。中国語の上古音、中古音が書いてあります。  『古代朝鮮語と日本語』金思{火華}、明石書店  『日本語とアイヌ語』片山龍峯、すずさわ書店。
主としてニフティでの議論をまとめていきたいと思います。 談話室はこちら。

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